Everything happens for no reasons.

あと何回

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自分の絶望の深さに
がっかりする

あと何回
繰り返せば
ここから解放されるかな、と
考えてみる


仮にあと100回だとしたら
一日一回暗い気持ちになっても
一年以内には終わる
とるにたらない
仮にあと1,000回だとしても
三年以内には終わるだろう
三年という月日はちょうど
あそこから、ここまでの年月と同じ
簡単ではないけど
明確な終わりがあるとしたら
耐えうる年月

もし万が一、後10,000回だとしたら?
そしたらもう数えるのが面倒くさくなって
絶望ともベストフレンドくらいになってて
それはもはや絶望じゃないかもしれない



何に絶望しているのか?
もはや他人の死の知らせを聞いて
喪失感や悲しみや後悔がよぎることは
ないような気がする
亡き人に会いたいと思うことがあったとしても
心の底から再生を願っている訳ではない
共有した思い出が美しいというだけの
とても幸せなこと

絶望しているのは
自分がまだ生きていること、に

身震いするような朝焼けや
大胆で官能と生に満ちあふれた植物や
言葉を奪い取るような海を見るたびに
これ以上の幸福はないと確信して

もはや
自分のためにこの人生はあるんじゃないと
理解する

そのときは
それを感じる体がまだあることを
この上ない喜びに感じる

でも一度
自分についた小さな嘘の代償としてやってくる
暴力のような痛みは
まだ体があることへの
後悔を思い出させる


選択肢はない
美しい物を見せてもらえることに
理由がないのと同じく
痛みを、苦しみを、感じながらも
生かされ続けることに
理由もない
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by dandelionism | 2011-07-10 17:50 | I THINK